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2012-04-09 17:27 | カテゴリ:その他
朝の目覚めが随分早くなりました。
温かい朝の光が2階の東の窓ガラスを温めて、室内の空気を快くしてくれるようになったのでしょうか。

ローズマリーの花

休日に少しずつ片づけを始めていた雑多な衣類の数々―。
送られてきたままの母の着物の入ったダンボール。
1点ずつ眺めていると、たくさんの思い出や母の言葉が飛び出してきて、悲しくなったりしそうで開けられないまま3年も経ってしまいました。

桜のどアップ

なかなか手をつけずにいましたが、今朝はふっと数着を手に取ってみました。
黒い喪服と絹の白い長じゅばん―。
家紋のついたものを手にとって、やっぱり日本の着物の手ざわりの柔らかさとしっとり肌に吸いつくような優しさ―。

菜の花がきれいな土手

母の言葉を思い出しました。
「黒い色のものはね、下染めの色によってその黒の色の深さと味わいが違うのよ。紅下染め(べにしたぞめ)と青下染めで黒の表情が変わるの―。儀式で大勢の方々が集うときに、その黒色の違いがわかるのよ」
「私は紅下染めのこの黒の生地が好きでね。深く柔らかく感じる黒でしょう―」と。

バラ赤マス

陽の光の中でしっとり柔らかく深い黒の喪服は、同じ黒色の布でも超一級(?)のもののように教えられたときがあったのでした。
ああ、同じ色でも下染めで表の色の表情が異なるのだわ―。

横断道路2桜の木アップ

ふとNHKテレビの朝の連続テレビ小説「カーネーション」を思い出しました。
奇しくも和服を洋服へとリフォームして、今一度日本の着物を陽のあたる所へ出現させようとする“小原糸子女史”の発想に素晴らしいと感動しつつ、本名 小篠あやこさんのファッション界での活躍と永い人生で辿ったひと筋の道―。
ずっとずっとこのドラマを欠かさず見続けていました。

マサコ

先月で終わってしまいましたが、このドラマ―本当に素敵でした。
たくさんのことを感じましたよ。
女性解放と自立をファッション界で表現、実現したシャネルと重ね合わせて鑑賞していました。

NHKの朝ドラは数十年前の樫山文枝さん主演の「おはなはん」以来見続けています。
さすがに時代とともに先端を走る女性の姿を描いていて、短い朝の時間に次々と供与されたものは多いように思います。
これからもこの番組が楽しみです。

上野丘高校グラウンドの桜

さて、母が96歳で亡くなって3年。
手づくりで過ごした人生で沢山のことを教えてもらいました。
碑文谷公園を一緒に歩きながら、白鳥を眺めつつ―。
この着物の数々・・・いかにすれば喜んでもらえるのかしら―。



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